【韓国語の単語の覚え方】自分に合った方法は!?メリットとデメリット
この記事では、色々な単語の覚え方を紹介します。
私は単語を覚えるのが好きではなかったので色々な方法を試しました。
そこで感じた、それぞれのメリットとデメリットを記載します。
ご自身に合った単語の覚え方を見つける参考にしてください。
韓国語の単語の覚え方
韓国語の単語と日本語訳を対で覚える
最もメジャーなスタイルだと思います。
赤シートで隠しながら意味を確認していくものです。
メリット : 短時間で多くの単語を覚えられる
デメリット : 忘れやすいので、また覚えなおす必要がある
一つのテーマに沿った単語をまとめて覚える
例えば『家族』というテーマで「お祖父さん、お祖母さん、お父さん、お母さん……」と覚えていくスタイルです。
このスタイルはノートまとめが好きな人に向いています。
メリット : 単語同士を関連づけて覚えるので記憶に残りやすい
デメリット : 自分なりの単語帳を作る必要がある
単語を例文で覚える
例文は実際に聞いたり読んだり書いたり話したりする形なのがポイントです。
メリット : 動詞や形容詞は活用後の実用的な形で覚えられる
デメリット : 一度に覚えられる例文には限りがある
テーマごとの文章を読み、その中の単語を覚える
出会った単語をその都度覚えていくスタイルです。
単語を覚えるというよりは、読解練習のついでに単語も覚える感じです。
メリット : 文脈から単語の意味を推測し読解力も養える
デメリット : 中級・上級向き
ドラマの台詞や音楽の歌詞から覚える
モチベーションを維持し楽しく学ぶスタイルです。
黙々と単語を覚えるのが苦手な人に向いています。
メリット : 知らず知らずのうちに身に付く
デメリット : 辞書で調べる時間がかかる
文型と一緒に覚える
動詞には自動詞と他動詞があります。
もちろん自動詞か他動詞かによって文型が変わります。
例えば、끝나다(終わる)は自動詞、끝내다(終える)は他動詞ですが、どっちがどっちか分からなくなるかもしれません。
-이 끝나다(〜が終わる)、-를 끝내다(〜を終える)という風に助詞と一緒に覚えておくことで混乱を避けることができます。
記憶の仕組み
反復学習は記憶を定着させるために必要不可欠です。
覚えたつもりを防ぐために定期的に単語を見直し、本当に覚えているか確認テストをしましょう。
アプトプットすることで更なる記憶の定着に繋がります。
エビングハウスの忘却曲線
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが記憶に関する実験で発見したのが忘却曲線です。
忘却曲線は記憶したものは指数関数的に忘れていくことを示しています。
単純接触効果
アメリカの心理学者であるロバート・ボレスワフ・ザイアンスが提唱したもので、何度も見たり聞いたりするうちに好感度が高まるという現象をいいます。
主にビジネスや恋愛で応用されていますが、勉強にも活かせます。
単語を覚えられない理由
単語が覚えられない理由は二つあると思います。
圧倒的に回数が足りない
二、三回見ただけで覚えられるはずがありません。
(そんな天才もいるかもしれませんが……)
ひとつの単語に時間をかけてじっくり覚えようとするよりも何十個単位で見たり読んだりを繰り返してください。
繰り返し出会うことで記憶に残り覚えられます。
覚えた気になっている
- 知らない
- 見たことある / 聞いたことある
- 考えたら思い出せる
- 反射的に思い出せる
よく③の『考えたら思い出せる』の段階で覚えた気になっている人が多いです。
④の『反射的に思い出せる』の段階に至ってないと覚えた(定着)と思わない方がいいです。
制限時間がある資格試験でもそうですが、何より会話の場面で単語の意味を考えて思い出している間に話題は変わってしまっているでしょう。
例えば、英単語「apple」の意味は見た瞬間・聞いた瞬間に分かりますよね!?
それが覚えているということです。
この二つをクリアすることが、単語を覚える(しっかり定着し使えるようになる)コツです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
色々な単語の覚え方を紹介しました。
それぞれ一長一短があるので、自分に合いそうな方法を模索しつつ、上手く組み合わせて取り入れてみてください。
聞いて覚える、書いて覚える、声に出して覚えるなど、人それぞれ覚えやすい方法も違うと思います。
一番大切なのは自分に合ったスタイルを初級のうちに見つけることです。
中級や上級になると難しくて覚えにくい単語も増えます。
その時に独自のスタイルを培っているのといないのでは雲泥の差です。