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韓国語 勉強法

韓国語の指示語【こそあど言葉】この・その・あの・どの使い方と例文

amilani

この記事では韓国語の指示語(こそあど言葉)について説明します。

基本的には日本語と同じように使うのですが、違う点もあるので覚えましょう。

この・その・あの・どの

이(この)

이 책 얼마예요?(この本はいくらですか?)

그(その、あの

그 책 재미있어요.(その本は面白いです。)

저(あの)

저 책을 읽어요.(あの本を読みます。)

어느(どの、ある、とある)

어느 책을 사요?(どの本を買いますか?)

この方・その方・あの方・どの方

이분(この方) 그분(その方、あの方) 저분(あの方) 어느 분(どの方、どなた)

이분이 제 선생님이세요.(この方が私の先生です。)

こいつ・そいつ・あいつ・どいつ

이놈(こいつ) 그놈(そいつ、あいつ) 저놈(あいつ) 어느 놈(どいつ)

이놈이 범인입니다.(こいつが犯人です。)

これ・それ・あれ・どれ

이것 / 이거(これ)

이것 좀 드셔 보세요.(これ召し上がってみてください。)

그것 / 그거(それ、あれ

그것은 네 가방이 아니에요.(それはあなたのバッグではありません。)

저것 / 저거(あれ)

이것은 저것보다도 싸요.(これはあれよりも安いです。)

あれこれ

이것저것(あれこれ)

이것저것 생각하지 마세요.(あれこれ考えないでください。)

어느 것(どれ)

어느 것이 마음에 들어요?(どれが気に入りましたか?)

指示語と助詞

이것 / 그것 / 저것 + 은(〜は)

これは・それは・あれは

이것은(これは) 그것은(それは) 저것은(あれは)

이건 / 그건 / 저건は縮約形です。

이건 어때요?(これはどうですか?)

이것 / 그것 / 저것 + 이(〜が)

これが・それが・あれが

이것이(これが) 그것이(それが) 저것이(あれが)

이게 / 그게 / 저게は縮約形です。

이게 뭐예요?(これは何ですか?)

이것 / 그것 / 저것 + 을(〜を)

これを・それを・あれを

이것을(これを) 그것을(それを) 저것을(あれを)

이걸 / 그걸 / 저걸は縮約形です。

이걸 받으세요.(これを受け取ってください。)

이것 / 그것 / 저것 + 으로(〜で)

これで・それで・あれで

이것으로(これで) 그것으로(それで) 저것으로(あれで)

이걸로 / 그걸로 / 저걸로は縮約形です。

이걸로 참을 수밖에 없다.(これで我慢するしかない。)

Ami
Ami

会話ではよく縮約形が使われるよ。

ここ・そこ・あそこ・どこ

여기 / 이곳(ここ、ここに)

여기가 아파요.(ここが痛いです。)

거기 / 그곳(そこ、そこに、あそこ、あそこに)

거기서 만나요.(そこで会いましょう。)

저기 / 저곳(あそこ、あそこに)

저기가 집이에요.(あそこが家です。)

어디(どこ、どこか)

어디로 가세요? (どこへ行かれますか?)

こちら・そちら・あちら・どちら

이쪽(こっち、こちら)

안경은 이쪽에 있어요.(眼鏡はこっちにあります。)

그쪽(そっち、そちら)

그쪽은 위험해요.(そっちは危険です。)

저쪽(あっち、あちら)

화장실은 저쪽이에요.(お化粧室はあちらです。)

あっちこっち、あちらこちら

이쪽저쪽(あっちこっち、あちらこちら)

이쪽저쪽 딸을 찾아다녔어요(あっちこっち娘を探し回りました。)

어느 쪽(どっち、どちら)

어느 쪽이 더 좋아요?(どっちが良いですか?)

どちらかというと

어느 쪽인가 하면(どちらかというと)

어느 쪽인가 하면 산보다 바다가 좋아요.(どちらかというと山より海が好きです。)

こちらへ・そちらへ・あちらへ・どちらへ

이쪽으로(こちらへ) 그쪽으로(そちらへ) 저쪽으로(あちらへ) 어느 쪽으로(どちらへ)

이쪽으로 오세요.(こちらへどうぞ。)

このような・そのような・あのような・どのような

이런(こんな、このような)

이런 일은 처음이에요.(こんなことは初めてです。)

그런(そんな、そのような、あんな、あのような)

그런 사람이 아니예요.(そんな人ではありません。)

そんな風に

그런 식으로(そんな風に)

그런 식으로 말하지 마세요.(そんな風に言わないでください。)

저런(あんな、あのような)

저런 모습 본 적이 없어요.(あんな姿、見たことないです。)

あれこれ

이런저런(あれこれ、色々な)

이런저런 이유를 들다.(あれこれ理由を挙げる。)

어떤(どんな、どのような)

어떤 노래를 좋아해요?(どんな歌が好きですか?)

このように・そのように・あのように・どのように

이렇게(こんなに、このように、こう)

이렇게 하면 돼요? (このようにすれば良いですか?)

그렇게(そんなに、そのように、そう、それほど、非常に)

그렇게 합시다.(そのようにしましょう。)

저렇게(あんなに、あのように、ああ)

저렇게 되고 싶어요.(あんな風になりたいです。)

어떻게(どのように、どう)

역까지 어떻게 가면 돼요?(駅までどうやって行けばいいですか?)

어떻게と어떡해について

[ㅐ]と[ㅔ]の発音の区別が殆どされなくなっている現代において、어떻게[어떠케]と어떡해[어떠캐]は同じように聞こえますが違う単語です。

어떻게は形容詞어떠하다 / 어떻다(どういうふうだ)が元の言葉です。

어떡해は動詞어떡하다(どうする)が元の言葉です。

Lani
Lani

ドラマでよく聞くのは(どうしよう!?)って意味だから、

「어떡해〜!?」の方だね。

韓国語と日本語の使い方の違い

ここまで韓国語の指示語(こそあど言葉)を見てきて、日本語と同じやんって思われたと思いますが、一点だけ特筆すべき違いがあるので紹介します。

例えば「あの人」は「저 사람」だけではなく「그 사람」と表すこともあるということです。

그 사람(あの人) : お互いに知っているこの場にいない「あの人」について

저 사람(あの人) : 実際に遠くに見えている「あの人」について

まとめ

いかがだったでしょうか?

韓国語の指示語(こそあど言葉)について説明しました。

たくさんあって大変そうに見えますが、日本語の『こ・そ・あ・ど』のように韓国語も『이・그・저・어느 』の後に何かが付いてるものが殆どですので、まとめて覚えてしまいましょう。

まだあまり単語を知らない初心者の方は特に、こそあど言葉を上手く使いこなせると便利ですよ。

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amilani
amilani
韓国系ブロガー
関西在住の30代です。韓国語の勉強法や韓国ドラマについて発信しています。 韓国に興味のある人が、韓国語を学ぶことによって、より一層Kカルチャーを楽しめるように、お手伝いできればと思っています。
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