韓国の旧正月:ソルラル(설날)完全ガイド 2025年のソルラルはいつ?

韓国の旧正月ソルラルは、韓国の二大名節の一つです。
家族や親戚が集まり、先祖を敬う重要な行事を行う日で祝日です。
日本のお正月と同じように、新しい一年を祝うための特別な日ですが、ソルラルには独自の文化や儀式が息づいており、その深い意味を知ることで、韓国の文化への理解が深まります。
この記事では、チュソク추석(旧暦8月15日の中秋節)と並ぶ韓国の二大名節であるソルラルについて、歴史的な背景や現代の過ごし方、そして食文化に焦点を当てて紹介します。
ソルラルとは?
ソルラルは、新年を祝うだけでなく、先祖を敬うためのチャレ차례[茶礼]が行われることが特徴です。
この儀式では、先祖の霊に対して食事を捧げ、健康や繁栄を祈るとともに、家族や親戚が集まり、絆を深めます。
ソルラルは、もともと農業社会での収穫を祈願する行事として始まりました。
農作物が豊作であることを願い、また家族や親戚との繋がりを大切にする日として定着しています。
ソルラルを祝うために帰省する「ソルラル旅行」も、現代韓国の大きな特徴です。
長距離を移動し、家族が一堂に会するこの時期は、まさに「帰省ラッシュ」です。
ソルラルの表記と読み方と意味

ソルラルは韓国語で설날と表記されます。
読み方は、ㄴの前後にㄹがあるとㄴはㄹで発音されるという流音化の発音変化によって、설날[
설랄]ソルラルと読みます。
意味は旧正月(旧暦の1月1日)です。
ソル(설)と略すこともあります。
구정[旧正]や음력설[陰暦-]も旧正月を表す言葉です。

2025年のソルラルはいつ?
ソルラルは旧暦の1月1日なので、毎年日にちが変わります。
2025年は1月29日(水)が該当日で、前後1日を含む3日間が休日となります。
ちなみに2026年は2月17日(火)が該当します。
韓国の新年の挨拶

新年の挨拶は、韓国語で「새해 복 많이 받으세요.」と言います。
直訳すると、「新年福をたくさん受け取ってください。」という意味です。
分解すると、새해(名詞:新年) 복(名詞:福) 많이(副詞:たくさん) 받으세요(動詞:받다、尊敬:-으시-のヘヨ体)
日本語の「良いお年をお迎えください。」のように年明け前にも使われる挨拶です。
また旧正月に限らず新正月にも使われる挨拶です。

ソルラルの儀式
ソルラルで欠かせないのが、伝統的な儀式であるチャレとセベです。
チャレ차례[茶礼]
チャレは、家族の長が中心となって、先祖の霊を迎え、感謝と祈りを捧げます。
儀式には、決まった順番や作法があり、その礼儀を守ることが大切です。
お供物としては、魚、肉、野菜、果物、お酒などが並びます。
これらの食材は、祖先に対して敬意を表す意味も込められています。
セベ세배[歳拝]
セベは、目上の人々に対して敬意を表す挨拶です。
子供たちは親や祖父母に深いお辞儀をし、新年の挨拶をします。
大人たちは子供たちにセベトン세뱃돈(お年玉)を渡し、新年の幸運を祈ります。
ソルラルの料理

儀式を終えた後、家族や親戚で食事を囲みますが、その中でもソルラルの定番料理の一つがトックク떡국(お雑煮)です。
トッククは薄く切ったトック떡(お餅)と牛肉や骨から取ったクク국(出汁)で作られ、心温まる味わいが特徴です。
食べることで一歳年を取るとされています。
また、豊かさや健康を象徴する料理でもあります。
ソルラルの遊び

ソルラルには、ユンノリやノルティギ、ヨンナルリギなどの伝統的な遊びをします。
- ユンノリ윷놀이(韓国のすごろく)
- ノルティギ널뛰기(板跳び) 主に女の子がする遊び
- ヨンナルリギ연날리기(凧揚げ)
- トゥホ투호(投壺)
- チェギチャギ제기차기(羽蹴り)
- ペンイチギ팽이치기(コマ回し)
まとめ
いかがだったでしょうか?
韓国の旧正月ソルラルを紹介しました。
韓国の旧正月ソルラルは単なる新年の祝いではなく、伝統的な価値観が息づいている特別な祝日です。
現代の変化を受け入れつつも、先祖を敬い、家族の絆や伝統の重みを感じながら共に過ごす大切な時間です。
ソルラルの期間中は、どこへ行っても温かな空気が広がり、韓国社会における家族の大切さを改めて感じさせてくれることでしょう。
皆さんも、次にソルラルを迎える時には、その背後にある歴史や文化に思いを馳せ、ぜひ家族や友人と一緒に温かいソルラルを過ごしてくださいね!